【おすすめ】花粉症 市販薬【内服薬】
花粉症のピークは、一般的に2月~4月になります。しかし、花粉の量も種類も多いのが5月になりますので、5月までしっかり予防と対策をしていきましょう。
花粉症の薬がいっぱいあってどれを選べばよいかわからない方はどうぞ最後まで見ていってください。
○花粉症の治療薬
花粉症の治療薬にはそれぞれの症状に対するお薬があります。それぞれの症状や生活スタイルにあったお薬を選択しましょう。
まずは鼻症状に対する飲み薬を紹介します。
アレルギー専用鼻炎薬で選ぶ
アレグラFX
医療用と同じ成分であるフェキソフェナジンを配合してあります。1日2回で眠くなりにくいのが特徴です。日中に運転や集中して作業する方はおすすめです。また、1日1回のお薬で夕方に効果が切れたように感じる方はアレグラがおすすめです。15歳からの服用が可能です。(また7~14歳が服用可能なアレグラFXジュニアがありますが、こちらは要指導医薬品のため、薬剤師が在籍しているドラッグストアで本人のみ購入可能です。) |
アレルビ
アレグラFXと全く同じ有効成分を配合しており、かつ価格はアレグラFXより安くなっています。 |
クラリチンEX
ロラタジンを配合した1日1回1錠で眠くなりにくいのが特徴であり飲み忘れの心配が少ないです。日中に運転や集中して作業する方はおすすめです。15歳から服用が可能です。 |
アレジオン20
エピナスチンを配合した1日1回1錠のお薬です。眠くなりにくく作られてはいますが、服用後の運転などはアレグラやクラリチンと違い「してはいけないこと」とされています。15歳からの服用が可能です。 |
まとめ
眠気の少なさで選ぶのであればアレグラFX、アレルビ、クラリチンがおすすめです。服用のしやすさでは1日1回のクラリチン、アレジオンがおすすめです。ただし、1日1回のお薬で後半に効果が切れるのを感じる方は1日2回のアレグラFX、アレルビがおすすめです。効果に関してはこれらのお薬には個人差はありますが大きな違いはありません。個人的には眠くなりにくく、アレグラFXと同成分で安いアレルビが一番おすすめです。
これらのアレルギー専門鼻炎薬は予防的もしくは比較的症状が軽い際に使用するとよいでしょう。使用したが改善しない場合、もしくはすでに症状がひどい場合は、アレルギー専用ではなく、下記の一般的な鼻炎薬のほうが鼻症状を改善する効果が高いです。ただし、アレルギー専門鼻炎薬と違い、眠気が出やすくなっている点は注意です。
アレルギー専用鼻炎薬以外で選ぶ
鼻炎薬A「クニヒロ」
プソイドエフェドリンや他の薬に比べて多いこと、グリチルリチンが配合していることから、特に鼻づまりに関しては効果が高い。 7歳~15歳未満 1回1錠、1日3回 15歳~1回2錠、1日3回 |
パブロン鼻炎カプセルSa
配合成分は比較的少なめだが、速く溶ける白色の顆粒とゆっくり溶けるオレンジ色の顆粒を配合しており、即効性と持続性を兼ね備えた製剤で1日2回で効果が継続します。 15歳~1回2カプセル、1日2回 |
ストナリニZ
セチリジンのみ配合のシンプルなお薬。強力な抗アレルギー作用を持つ薬。病院からの処方薬としてもよくでる。効果の反面、眠気は強め。鼻づまりより鼻水やくしゃみがひどい方にはおすすめ。1日1回でよい。 15歳~1日1回1錠就寝前。 |
新コンタック600プラス
パブロン鼻炎カプセルより鼻づまりがひどい場合に。こちらも1日2回で即効性と持続性を兼ね備えた製剤となっています。 |
まとめ
特に鼻づまりがひどい場合は鼻炎薬Aクニヒロ、その次に新コンタック600プラスがおすすめ。特にくしゃみや鼻水がひどい場合はストナリニZがおすすめ。両方の場合は鼻炎薬Aクニヒロがおすすめです。